今回は運良く再始動された瀬戸酒造さんと巡り会うことが出来ましたが全国には廃業された蔵元さんが多々あります。身近な例として、当店と国道一号線を挟み反対側に廃業した酒蔵さんがあります。小田原市内で酒造りをされていた相田酒造店さんです。残念ながら平成二十一年を最後に酒造りを止めたとお聞きしました。店主が酒屋を継いだ1975年当時3229場あった酒蔵ですが現在は実働している蔵は約800場...ちょっと日本酒業界の動向が心配です。
東京で酒屋を営んでいる時は全国のお酒に視点が行っていました。でも小田原に移転して一番に感じたことは『地元の酒を応援したい』と言うことでした。取り合えず当店と同じ時期に始動を開始した開成町の地酒を応援して行きたいと思っています。。